イタリア食いしん坊散歩


     
10/29
機内はゆったり
アリタリアでローマに向けて出発。
前の人のひじのせテーブの下に、こちらの足のせがあるという具合で、前の人と座席の位置どりがずらしてある。フルフラット。ゆったりしたつくりだ。
機種にもよるのだろうが、グレードアップしたのか、昔聞いた評判とはまるで違う。フルフラットだ。

さて、お食事タイム

前菜3種、さっそくワイン
 そして、やっぱり楽しみなのはイタリアならではの機内食。各地の名物料理を取り入れたメニューが考案されているというので、さっそくメニューのチェック。丁度、行く先のバジリカ―タ州の料理になっている。これはラッキーだ。

ワインも赤白2種ずつに食後酒用の赤。他にもビール、ウィスキーなどある。

トマトのパスタ

オレキエッティ
前菜に続き、プリモピアットはパスタ!!!
パスタが大好きな私には、これが最高にうれしい。このために乗ったんだよ、アリタリアに。
機内食だとなんとなく熱の入れ方で硬くなっているので、メインはこの際どうでもよい。

濃厚チーズタルト

グラッパとアマレット
ドルチェは濃いめのチーズケーキで美味しい。
食後酒にグラッパを頼んだが、グラッパの他に、アマレットの良いものがあるのでオススメだといって、CAが勝手に持ってくる。そんなに飲めないと思ったが、これがとても美味しい。グラッパをやめてアマレットにはまる。 

快適な機内でよく休み、軽食を食べた後、ローマに到着。夜だ。乗り換えてナポリに行くが、飛行機が遅れているようだ。余り遅れると、ナポリで迎えを頼んでいるドライバーさんが帰ってしまうのではないかと若干不安。

朝メシ

豪華でないホテルのロビー
結果としては、そんなに遅れずナポリに到着。入国の手続きもスムーズだったので短時間で済み、出口でドライバーさんに拾ってもらって、ホテルに届けてもらう。

ホテルは近代的な高層ビル。あまりかっこはよくないが、背が高いので目立つ。部屋は標準的で、まあまあ快適。
10/30 
ジェズ・ヌオーボ広場
朝食食べたら早速活動開始。本日は、ナポリの下町、スパッカ・ナポリの教会群を訪問する。

歩き出して感じたことは、町が全体的に汚い。美観地区というのが大体観光地にはあるのだろうが、この辺りは、まったく普通の都会である。舗道も細く、凸凹していて歩きにくい。交差点の信号も合理的な時間配分でなく、わたりにくい。

それでも、ほどなく、ナポリの下町散歩の出発点のジェズ・ヌオーボ広場に到着。ごつごつの外見からは想像できない、豪華なジェズ・ヌオーボ教会を見て、向かいのマヨリカ焼きの庭のあるサンタ・キアラ修道院に。

サンタ・キアラ中庭
ローマの浴場跡 サンタ・キアラ修道院の外壁に落書きがあることに、まずびっくり。イタリアって、敬虔なカトリックの国なのでは???しかも、周囲がきたないし、さっきから感じていたけれど、この町、何か臭いぞ。

気を取り直し、回廊を見に、教会の脇に回る。回廊に入るには6ユーロ。
回廊の壁面はフレスコ画、庭にはマヨルカ焼きの柱が規則的に並んでいる。美術館にはこの辺りのローマ時代の出土品、浴場の発掘現場が見られる。
サンタ・キアラ教会内 聖ドミニコ・マッジョーレ教会 庭を見た後は、サンタ・キアラ教会に入る。随分清楚な教会だ。

少し歩くと、サン・ドメニコ広場に到着。広場から階段を登ってサン・ドメニコ・マッジョーレ教会へ。入ったらいきなり後陣に。立派な祭壇だ。見学後は側面から出る。

路地のような道に出ると、サン・セヴェーロ礼拝堂のチケット売り場が見える。7ユーロのチケットを購入し、隣の礼拝堂へ。

サン・セヴェーロ入口
サン・セヴェーロ礼拝堂には、有名な「ヴェールに包まれたキリスト」の彫刻がある。この彫刻は必見とガイドブックにもあるので、見なければ!

入ると中央に白大理石のキリスト像が薄ーい布をかぶってよこたわっている。その襞の繊細なこと。とても石とは思えない。四方に回り、他の人たちも、じっくり見学している。地下には、血管だけを残した人体が展示されていて、これも必見らしいが、結構気持ちが悪い。 

ニーロ広場のニーロ像

聖グレゴリオ・アルメノ通り
サン・セヴェーロ礼拝堂の中は写真撮影禁止なので、何か記念にと思って絵葉書を買ってくる。

入口だけ記念に写真に撮り、ニーロ通りで街角にあるニーロ像を見る。周りの壁がまた落書きで汚い。本当に汚い町だ。

途中に、クリスマスの飾り物・プレゼピオばかり売っている聖グレゴリオ・アルメノ通りがあって、見て歩くのが面白い。キリストの生誕の場面を人形を並べてあらわした置物が主だが、ナポリのシンボルの道化師や唐辛子、いろいろな職業の人たちの人(たとえばピザ屋でピザを焼いているおじさんとか)もある。
本場のマルゲリータ トリアノン  そろそろ昼食時。下町を抜け、ガイドブックに載っていたトリアノンというピッツァリエに行く。早めに来たので、まだ空いている。ナポリの名物のピッツァ・マルゲリータと、茸がのったマルゲリータ、水を頼んだ。トマトのソースにチーズとシンプルだが、美味しいこと。これが4ユーロなら文句なしだ。

茸がのっている方は7.5ユーロと3.5ユーロほど高くなる事を考えると、普通のマルゲリータでいいやという感じ。一枚が大きいので、お腹がいっぱいになり、ふちを少し残す。 

ドゥオーモ

聖パウロ・マッジョーレ教会
昼食後、再びスパッカ・ナポリに戻る。

ドゥオーモ、サン・ロレンツォ・マッジョーレ、サン・パウロ・マッジョーレ教会とめぐる。 
いずれも大きくて、内部は更に豪華だ。

スパッカ・ナポリを出て、国立考古学博物館へ。16世紀に騎兵隊兵舎として建てられたという堂々たる建物だ。

考古学博物館

中の階段
入口で、ナポリ近郊の美術館や名所を巡る優待券「カンパニア・アルテ・カード」を買う。バスなどの公共交通機関が乗り降り自由で、見どころの3カ所は無料で入れ、後は入場料が割引になるというもの。無料と割引を組み合わせ上手に使わねば。見どころの説明の冊子が小さいくせに立派過ぎて重たい。

ナポリ公国のカルロ3世の母、エリザベッタ・ファルネーゼから引き継いだ世界でも屈指のギリシア・ローマ美術のコレクション「ファルネーゼ・コレクション」で有名だそうで、一階は大理石の彫像がたくさん並んでいる。

エルコラーノ出土

フローラ 見返り美人
他に、ポンペイ同様、噴火で埋まってしまった町・エルコラーノの出土の赤のバックのフレスコ画が展示されている。ヴェスーヴィオ絵画というらしい。

昔、美術の教科書で見たフローラの後ろ姿を見つけた。フローラだけでなく、他の女神も描かれており、4面の構成になっているようだ。
目印になるのっぽのホテル  市立美術館の入口 一旦ホテルに帰って休んでから、サンタ・ルチア地区に出かける。

ヌオーヴォ城というのは海側にある要塞のような建物だが、もとはアンジュー家のお城として造られた。中は市立美術館になっている。夕刻になっても特に現代的な照明がつくわけでもなく、館内がうす暗くなってきた。

展示は、宗教画や彫像が多い。建物自体に礼拝堂も併設されているので、祭壇なども見どころだ。
 
ガレリア カプレーゼ  イタリアの夕食は遅めのスタートなのでレストランもなかなか開かない。 夕食はチェーン展開しているというお手軽なリストランテ、イル・ポモドリーノと決めている。気楽なお店で、開店の時間も7時と早めなのがありがたい。

それでも時間が余るので、ウンベルト一世のガレリアというショッピング・アーケードでぶらぶら時間をつぶす。 

ようやく開いたレストランに一番乗りだ。

トマトソース

海の幸パスタ
まずは、モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼ。カプレーゼとはカプリ(島)風という事だと初めて知っておどろいた。何で気付かなかったかな。

前菜一皿を二人で分ける。メインはパスタ。トマトのパスタと海の幸のパスタ。これだけでお腹いっぱいになり、デザートはあきらめた。意気込んできた割には、だらしない。
10/31
 

これまた立派な美術館。
朝から、バスに乗ってカポディモンテの丘の国立カポディモンテ美術館へ。ホテル近くにもバス停があるのだが、始発の停留所に歩いて行けるというので歩いてみる。ところが、これが相棒のガセネタ。結局、ホテルの近くに戻ってバスを待つ。

乗り慣れない人にはバスは不便だが、カポディモンテにはバスで行くしかない。車内に電光掲示板で停留所の名前が出るというので便利だと思ったが、壊れていて表示が見えない。カポディモンテと言ったかと思っておりたが、すこし早まったようだ。更に坂を上りしばらく行って、ようやく美術館のある公園の入口に到着した。しかも裏口っぽい。

これなら、見たことある。

不思議な色合いの食器
ここは、入場料が高めなので、アルテ・カードで入る。作品数も多く、建物も広い。

展示品は、考古学美術館と同様、ファルネーゼ家のコレクションだ。ナポリ絵画・・・と言っても何が特徴で、どんな画家がいるのかよく分からないが、 とりあえず、この界隈で活躍した画家の絵のようだ。またナポリの教会の祭壇画や、陶磁器のコレクションも有名らしい。

シモーネ・マルティーニ

大きなシャンデリア
知らないものばかりかと思えば、マザッチオの「キリスト磔刑図」、ラファエロの「アレッサンドロファルネーゼ枢機卿の肖像」、ティッチアーノの「ダナエ」、ベッリーニのの「キリストの変容」など、有名なものも展示されている。マルティーニの聖ルドヴィコ(トゥールーズの聖ルイ)は、別格扱いで、有り難そうに小部屋っぽくしつらえた暗いスペースに展示されている。

宮殿として使われていたため、豪華な調度品や旧居室は観賞の対象となる。
 
パスタがぶら下がった店
ババ、たべたーい!
カポディモンテの丘から下って、再びナポリの下町に出る。ここが臭くて汚いけど気楽。
パスタがぶら下がっているお土産物屋さん、ミニ食品店など物色しながら、少しお土産を調達。

スパッカナポリの町中で、ババ(サヴァラン)の専門店に心ひかれ、しばらく眺めるが、立ち食いがメインなのであきらめる。持って帰ってホテルで食べるという手もあったのだが・・・。 
ババ、食べよう! スフォリッツァテッラ   結局、美味しいコーヒーも飲みたいということになり、ガンブリヌスという有名なカフェに行って、ババを食べることにした。ラムの浸みたスポンジに縦に切れ込みをいれて、すき間にクリームを挟みイチゴを乗せたものが出てきた。日本だとサバランは、ブリオッシュの細くなった上の部分をきって蓋にし、少し切り抜いた部分にクリームを詰め、上に蓋を置くものが一般的だが、本場では切り込みを入れられ横になっている。
エスプレッソ 名門カフェ・ガンブリヌス  ついでに、スフォリッツァテッラというナポリの名物菓子も食べようと注文してみる。幾重にもなっているパイ皮でカスタードを包んだものだ。

ナポリのコーヒーは世界一旨いとのこと。甘いケーキに良く合う、エスプレッソだった。 

サンマルティーノ美術館

礼拝堂
ケーキを昼食代わりにし、近くのケーブルカーの駅からヴォメロの丘に登る。

しばらく歩いてサン・エルモ城へ。城とあるが、要塞だったところで、特に見るものはないのだが、ナポリの景色が良いことでも有名らしい。要塞を散歩しながら、丘の下の風景を楽しむ。

近くに、国立サン・マルティーノ美術館があるので、そちらもアルテカードで見学する。

白い舟がきれい

細かすぎるプレゼピオ
昔は修道院だった建物で、礼拝堂の祭壇の裏から左右の展示室に進める。

クリスマスのキリストの生誕の図を立体化したプレゼピオのコレクションがたくさんあり、どれも大きく立派なものから細密な細工のものまで集められている。

舟や馬車、絵画、彫刻の展示もある。

絶景ポイント
フニクラ、ケーブルカー ベランダに出ると、ナポリ湾やベスビオス火山をきれいに見ることができる。ナポリを見ずして死ぬなって言われているのが、この景色なのかな。

この美術館は意外に見るものが多くて面白かった。 

帰りは違う路線のフニクラに乗ってみる。少し歩いてホテルにかえる。

フリットの前菜
海の幸のパスタ  南ヨーロッパの夕食は遅く始まる。ホテルでしばらく時間をつぶさないとレストランが開かない。足が疲れているので遠出はしたくない。

また、ガレリアのほうに出て、ぶらぶらしながらレストランを物色する。 少しスペイン地区に入った坂の下の店はとても庶民的。

前菜を一人前頼むが、野菜と揚げ物の2皿が出てくる。結構なボリュームで、一人前で充分だ。
ベスビオス これもまた、ババ  目的はとにかくパスタ。ムールだの浅利だのがふんだんに入った海の幸のパスタを私が、ベスビオス風というプチトマトのパスタは連れ合いが注文。「やっぱりパスタはうまーい!」

デザートはババを頼んでみたが、今度はずいぶん荒っぽいものだった。そもそもブリオッシュ生地のパンで、形の定義はないらしい。町中で見たきのこを横にしたようなものがポピュラーだが、クグロフのような形のものもある。これは、大きなパンを切り分けた感じ。形はともかく、やっぱりクリームがほしかった。それに、フォーク突き刺して出してくるのも、なんか雑・・・・。含んでいる酒の量も少ない。 
     
 11/1 ポジターノの町 今日はドライバーさんにホテルロビーで拾ってもらいアマルフィ海岸をドライブし、目的地のアマルフィへ。

ドライバーはダヴィデさん。サッカー好きだが、ガタイはラグビー向き?

出発前に旅行の手配会社に聞いたら、アマルフィに直行で、途中ポジターノには寄ってゆく時間はないといわれたのだが、ダヴィデさんは、車に乗るなり、今日の予定は?と聞く。 ポジターノによってくれるかと聞くと、もちろんOKだというではないか。
町の大聖堂の屋根 土産物屋の通り たぶん、現地の観光会社では、最初からそのつもりだったと思われる。そんなわけで、道々ベスビオス山の説明をしてくれたり、ナポリではどこのピッツァリエに行ったのか?なんて話をしたりしながら、ポジターノに到着。行程がきついから写真ストップ程度でいいと遠慮していたのだが、一時間の休憩を取ってくれた。

メインストリートと言っても、どうやら一本道のようで、観光客のそぞろ歩きする中、とりあえずはモザイク屋根のあるドォーモに向かって坂を下る。
レモンを使ったお土産物 おお、これがデリッツィアか お参りして戻る道で、土産物屋に立ち寄り、土地の名産のレモンを使ったキャンディーやチョコ、石鹸、香料など見てゆく。

買物した後は、ショーウィンドーに並ぶケーキを眺める。名物のお菓子は、やはりレモンを使ったデリッツィアというもの。こんもりしたスポンジケーキにレモン入りのクリームをかけてある。アマルフィについたら食べようと、下見した。

白い城壁みたいなホテル
お部屋は可愛い アマルフィでの宿泊は修道院だったルナ・コンベント(月の修道院)というホテルだ。海沿いの町はずれにある。中心部から徒歩5分くらいか。ドライバーのダヴィデさんと別れ、チェックイン。白壁のお部屋は天井画がついている。水周りは青と白のタイルで、窓を開けると海が見える。椅子とテーブルを置いた小さなコーナーの部屋がついているのもくつろげそうだ。
   

クラムの味がいい

発音しにくいパスタ
さて、到着後さっそく考えるのは昼食のこと。さっきダヴィデさんが美味しいレストランとして教えてくれた名前をもとめ、町の目抜き通り(というか一本道?)を歩きはじめると、すぐ目的のレストランが見つかった。

さっそくパスタ! 貝類のソースのフジッリ(ショートパスタ)とピシタチオとトマトソースのシャラティエッリ(この地方のパスタ、幅広の麺)にする。
ババ 6ユーロ こっちも6ユーロ そして、やっぱり食べてしまうのはデザート。
私は、またババを、連れ合いはちょっとかわった盛り付けの パンナコッタ。コーヒーや席料など合わせて47ユーロ。
階段上はかっこいい聖堂 天国の回廊  昼食後は、すぐそばも聖堂に。町の守護神でもある聖アンドレアを祀ったもので、広場から階段の上に美しいビザンチン様式のファサードが見えてステキ。陽を受けると、表面がキラキラと光る。何と言っても、聖アンドレアさまは、ひとたびここでお参りすると、どこへでも一緒についてきて守護してくれるという素晴らしい聖人様だそうだ。絶対にお参りせねば。入場は5ユーロ。

向って左手に入ると、まず、中庭のような天国の回廊がある。上流階級の市民の墓地になっていたのだそうだ。回廊の尖塔型の二重アーチが美しい。
階段を上ったところが聖堂の正面なので、聖アンドレアの祭壇は地下に下がったところにあるが、本来なら一階と言ったところか。どういう構造なんだろう。 地下聖堂の中は、大理石の柱、壁、祭壇、面積の割に低い天井をアーチ式の柱で支えており、装飾が多く、圧迫感がある。

聖堂に出ると、外光も入り、思ったより明るく広い。
    一旦ホテルに帰り夕食までの時間をつぶす。

修道院だっただけあり、ここにも中庭と美しい回廊がある。宿泊客がくつろぐ場所もある。

休息後、メインストリートトに戻り、夕食によさそうなレストランを探す。レモンを使ったお菓子が名物だというのでレモンクリームのかかったプロフィットロールを頼もうと、メニューをチェックしながら歩く。 
    小さい町だが、食べるところは何軒もある。メインストリートを登る途中の左手にある店 「IL TARI」に入ることにした。

食べたいのはパスタとデザートなのだが、あまり食べないのも恰好がつかないかと思い、二人で前菜に、海の幸のサラダを一皿頼む。その後、レモンクリームのラヴィオリ、茄子のトマトソースパスタを頼む。レモンクリームは初めて食べたが、意外とさっぱりいただける。
いよいよデザートとなり、プロフィットロールを頼もうとしたら、今日はないと言う・・・・。ええ?この店にした理由は、プロフィットロールがあるからだったのに!仕方なく連れ合いはデリッツィアをまた注文。私は食べ過ぎ気味なのでおとなしくマチェドニアにしておいた。

店を出るころは、まだこれから食事という人たちが店を物色しながら闊歩している。この町も夜は遅いようだ。 
     
11/2  
     
 
   
     
     
     
 
 
 
 
     
 
 
     
 
     
 
     
     
11/4  
   
     
     
     
   
     
     
 
   
     
   
   
   
   
   
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
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